建築ジャーナル2018年11月号 大規模木造+木質建築特集に、弊事務所で展示設計を担当した「弘前城情報館」が掲載されています。
建築設計はアトリエタアク前田卓さん。キャプションでは私の担当が「工作室」になっていますが、展示設計をtecoLLC.(展示ディレクション)+工作室齊藤彰一級建築士事務所(展示空間・什器・サイン・映像システム設計)のチームで担当しました。
史跡内に建つ力強くもシンプルな空間を邪魔しないよう、展示はテーブルと壁面に投影される映像だけで構成されています。テーブル面に投影された映像は、手でタッチする事でタブレットのようにインタラクティブに操作する事が出来る仕掛けになっています。また、窓に投影される映像は現実の風景と重なり合い、過去と現在が共存したような不思議な風景を生み出しています。